二度目の限界
・おしゃべりを始めると止まらない
- ・自分のことばかりしゃべってしまう
・周りに相談せずに、独断で重要なことを決めてしまう
・言いたいことを我慢してイライラする
・衝動的に、人を傷つけるような発言をしてしまう
・ささいなことでもつい叱責してしまう
・会議や仕事(授業や勉強)に集中できない
・仕事(課題)に必要なものをなくしてしまう、忘れる
・仕事(課題)の締め切りに間に合わない
・仕事(課題)を最後まで終えることが難しい
・仕事(課題)でケアレスミスがよくみられる
・約束の時間にいつも間に合わない
・約束を忘れてしまう
・人の話を集中して聞けない
失敗した。
その解決策が「今までの生き方を全否定して生まれ変わること」しか思いつかなかった。
他人の迷惑にならないように、と自分で必死に必死に考えて編み出した処世術。
ようやく身につけた生き方、それ自体が過ちだったと気づいた。
自分の人生は間違っている。
重たい事実。
自分が今までやってきたのは、他人のためを思っての行動じゃない。
怒られるのが、自分の思い通りにいかないのが、否定されるのが、嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で仕方なくて、
上っ面だけ良く振る舞って、他人のご機嫌とって、少しでも自分が傷つかないようにするための防衛手段でしかなかった。
どうやっても人より劣るのはわかった。
だから、その差を埋めるために自分なりに努力してきたつもりだった。
ダメだった。違った。
大学に行かなくなった日の朝と同じ。自分の限界を感じた。
精一杯もがいた。
そのあがきが、全て無駄なことだったとわかった。
20年かけて染み付いた、”現実を見ない”という至極自己中心的な生き方。
意識の持ち方がどうとかそういうちんけなもんじゃない。
今までの人生を捨てて生まれ変わる。
生きてきたなかで最も難しい課題。
正直真っ向から立ち向かう勇気がない。
嘘ばっかついてきたから近くに親しい友人なんているわけがない。
今更家族に頼りたくもない。
相談はできない。
何より結局自分が動かないとどうしようもないのだ。
”自分は承認欲求を満たすために、相手を利用している”。
わかっていたつもりだった。吐き気がするほど自己中心的な考え方だ。
でも、その汚染は”会話”という行動だけではなく、自分の生活、人生全てに広がっていた。
今頃気づくなんて遅すぎる。
一体どこからやり直せばいいのか、何をすればいいのか、全くわからない。
他者からの承認に依存し、廃れた脳に考える力は残されているのか。
目が覚めたら、自分は一体どういう風に生きていけばいいのだろうか?
全ての欲求を封じ機械のように振る舞っても、ミスの多いポンコツなど誰も欲しがりはしないだろう。
かといって”自分”をそのままストレートに表現したりすれば、今までの二の舞いだ。
性懲りもなく他者からの承認を求め、他人から否定されるのを恐れながら生きていくに違いない。
・・・やっぱり結論が出ない。
もうダメだ。情報が多すぎてゴチャゴチャしている。腐りきった脳にはオーバーワークだ。
整理がつくまでもう少し時間をとろう。それまで寝たくない。